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1人1人のお客様を大切に |
高津堂の もみじ饅頭は、祖父 高津常助の手によって
明治39年に宮島で生まれました。
お客様に喜んで頂ける もみじ饅頭作りに一生を捧げた
職人気質の常助は、頑固なまでに妥協を許さない人として有名で、
常に、創意・工夫を凝らしておりました。
常助の作る もみじ饅頭は、日が経っても固くならず
もちもちと柔らかく食べられると評判で、
多くのお客様に愛され行列が出来る程の人気でした。
代は変わり、一度 幕を閉じた高津堂の「もみじ饅頭」でしたが、
多くの方の協力を得て、2009年7月18日に復活しました。
復活した もみじ饅頭 は、大変有り難いことに毎日ほぼ完売し
多くのお客様から 「懐かしい」 「元祖の味を思い出した」 「美味しい!」
という、何より嬉しいお言葉を頂ける様になりました。
祖父の強い信念と もみじ饅頭への愛情が
「また、もみじ饅頭屋をやりたい!」と思っていた私の背中を
強く押してくれたのだと、心から感じた瞬間でした。
初代 常助に比べれば、まだまだ半人前の私共ではありますが
お客様が掛けて下さるそれらの言葉の1つ1つが
私達にとっての一番の勇気や励みになっています。
「また美味しいと言って頂ける饅頭作りに精を出そう!」
と心から思う大きな原動力であり、元気の源です。
祖父のもみじ饅頭の味を愛し続けて下さったお客様の為にも
初代に恥じないよう、私共も常に研究心を持ち、創意工夫し
お客様に美味しいと心から喜んで頂ける「もみじ饅頭」を、これからも1つ1つ
手焼きで心を込めて作り続けて参ります。
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